Uber Eats 配達パートナーで確定申告が必要になったので確定申告ソフトfreee(フリー)を調べてみたら、フリー(無料)じゃなかった話

Uber Eats

この記事では確定申告ソフト「freee」は何ができるのか、無料なのかについて記載しています。Uber Eats 配達パートナーである私が確定申告が必要になったために、確定申告ソフトfreee(フリー)について調べています。結論として、使用するに至っていませんが、調べたことを共有させていただきますのでご参考までにお読みください。

ちなみに私の状況ですが、「副業としてUber Eats 配達パートナーを行っている」「個人事業主として開業届は出していない」「青色申告は申請していないため白色申告を行う」「Uber Eats 配達パートナーとしてかかった費用を経費として計上したい」という状況です。経費を整理しておきたいというのが一番の望みです。

確定申告ソフト「freee」とは

確定申告ソフトfreee(フリー)とは、インターネット上で確定申告書類を作成できる会計・確定申告ソフトです。シェアNo1を誇っており、無料で始めることが可能です。余談ではありますが、設立者は元Google社員の佐々木大輔らです。すごい。

  • 確定申告ソフトfreee(フリー)はオンラインで確定申告書類を作成できるソフト
  • シェアNo1

freee(フリー)は無料なのか?

確定申告ソフトfreee(フリー)は名前にフリーが入っており、無料で使える印象を受けますが有料のソフトウェアになります。無料で始めることはできますが、お試し程度であり機能に制限があります。「最低限の機能でも確定申告ができればいい」という方(私)もいらっしゃると思いますが、お試し版は、作成した資料を印刷することができないため実際の提出には利用できないものとっています。

  • freee(フリー)は無料版と有料版あり
  • 無料版は、あくまでお試し。確定申告書類作成できるが申請には使えない。

無料版と有料版の違い

確定申告ソフトfreee(フリー)には法人向けプランと個人事業主向けプランがあります。今回は個人事業主向けプランを見ていきます。さらに、無料版と有料版があります。(ここで残念なお知らせです。無料で始めることは可能ですが、機能制限により無料版で確定申告をすることはできません。)

気を取り直して、無料版、有料版の違いはどういった点があるのか見てみます。

無料版について

freeeには無料版が2タイプあります。1つはお試し版、もう1つは無料版。

お試し版

有料版のプラン(スターター、スタンダード、プレミアム)のどれかをお試しで事前に30日間体験できるプラン。

無料版

お試し版が過ぎた後に有料版へ移行していない状態、または有料版の支払いをやめている状態。要は支払いをしていない状態。詳細はこちら

  • 無料版は2タイプ
  1. お試し版タイプ – 有料版を30日間体験できるプラン
  2. 無料版 – 有料版の支払いをしていないプラン

有料版について

有料版は3タイプに分かれます。スターター、スタンダード、プレミアムの3タイプ。
上位プランは下位プランでできることはすべてできます。

スタータープラン

確定申告に必要な最低限の機能を備えたプラン。

確定申告作成ができることはもちろん、銀行口座やクレジットカードと同期をとり入力の手間を省けること、またチャットサポートも備えています。

スタンダードプラン

より効率的に確定申告を行うことができるプラン。

レシートを写真で読み取ることのできる機能、レポートでの経営状況の可視化、チャットサポートの優先対応が追加されます。

プレミアムプラン

もしもの時に備えたサポートプラン。

税理士費用の補償、電話サポート、他社ソフトからの引っ越しサポートなどが追加されます。

各プラン一覧

星取表にまとめたものは以下の通りです。

スタータースタンダードプレミアム
機能980円/月1980円/月3316円/月
確定申告書類作成(白、青)
申告書類提出(電子申請可)
見積・請求書_納品書作成
チャットメールサポート
レシート写真読み取り
入金・支払い管理レポート
チャットサポート(優先対応)
月締め
電話サポート
税務調査サポート補償
  • 有料版は3タイプ
  1. スターター – 最低限の機能を備えたプラン
  2. スタンダード – 作業効率がよくなるプラン
  3. プレミアムプラン – もしもの時に備えたサポートプラン

無料版と有料版の違い

公式HPより引用したものをまとめてみます。

 無料プランお試しプラン有料プラン
取引データの閲覧・編集直近1か月に登録したデータのみ直近1か月に登録したデータのみ
請求書類の閲覧・編集直近1か月に登録した書類のみ可直近1か月に登録した書類のみ可 〇
書類の写真等のデータ取込(ファイルボックス)月5枚スターター:月5枚
スタンダード:月15枚
プレミアム:月5枚
スターター:月5枚
スタンダード:〇
プレミアム:〇
仕訳帳のCSV/PDF出力×10データ
総勘定元帳のCSV/PDF出力×10データ
取引データのCSV出力××
メンバー招待可能人数アドバイザー制度加入者のみ
招待可
アドバイザー制度加入者のみ
招待可
管理者含め3人まで
※ スタンダード以上
※ 追加料金のお支払いでさらにメンバー追加可能。詳しくは有料プランの「メンバー追加」項目を参照
チャットサポート××
チャットボット
メールサポート××スターター:3営業日でご返信スタンダード以上:3営業日でご返信
※ お急ぎ希望の場合は1営業日でご返信
電話サポート××利用可
※ プレミアムプランのみ
確定申告書類の作成機能申告内容の入力まで可能申告内容の入力まで可能
上記以外の機能スタータープランと同様お試しスターター:スタータープランと同様

お試しスタンダード:スタンダードプランと同様
プラン別の機能比較を参照
  • 無料プラン – 最も機能制限がかかったプラン。一切出力ができない。
  • お試しプラン – 試せる程度に機能制限がかかったプラン。各機能を数回試すことができる。
  • 有料プラン – 機能制限のないプラン。確定申告書類を作成することができる。

まとめ

Uber Eats 配達パートナーであれば、スターターでよいと思います。確定申告に慣れてきてより効率よく作業を終えたい場合は、スタンダードへ乗り換えてもよいと思います。

確定申告ソフトfreee(フリー)という名前から無料で基本機能は使えると思っていました。しかし、調べてみると無料なのは1か月間であり、機能も制限されたお試しでしか使えないということが分かりました。freeeの無料プランは「有料版がどのようなものか下見するプラン」ということを抑えて置いてもらえれば有効に活用できると思います。

まずは無料で確定申告したいなという方は他のサービスを利用するのがよいでしょう。確定申告の効率を上げたい、サポートを受けたい方はシェアNo1のfreee(フリー)を検討するのがよいでしょう。

お試しプランは途中でも変更可能なので、気軽に初めて会わなければ他プラン(プレミアム → スタンダードなど)へ移って試していただければいいかなと思います。

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