配達依頼元が提供している保険まとめ（Uber Eats、出前館、menu、Wolt、foodpanda）

この記事では配達依頼元（Uber Eats、出前館、menu、Wolt、foodpanda）が提供している保険に関してまとめています。業務用の保険に新たに入る必要があるかなどの参考にしてください。

また、私が個別に保険会社に確認した内容もありますので一読の価値はあるかと思います。特に自転車保険で悩まれている方の助けになれば幸いです。

注意

できる限り最新情報を掲載しますが、保険/補償制度は生命の根幹に関わる部分ですので必ず公式情報の内容を確認するようお願いします。

各社が提供する保険まとめ
各社詳細
Foodpanda

各社が提供する保険まとめ

	Uber	出前館	menu	Wolt	panda
保険の提供	有	無	有	有	有
金額上限（対人_※１・対物_※２）	1億円	ー	非公開	非公開	1億円
傷害補償	あり	ー	あり	あり	あり
適用期間（対人・対物）	配達依頼を受けている時	ー	非公開	配達依頼を受けている時	配達依頼を受けている時
適用期間（障害）	配達依頼を受けている時	ー	配達依頼を受けている時	オンライン時	配達依頼を受けている時
対象	自転車原付バイクバイク軽自動車	ー	自転車	非公開

各社提供保険一覧

Uber Eats、menu、Woltは業務中の保険を提供しています。ここで注目すべきは、出前館が保険を提供していないということです。自分で加入する必要があります。加入の際に注意すべきが、インターネットで見つかる自転車用の保険は「業務用」ではなく「日常用」ということです。出前館ではパートナーとなるために、任意保険に加入必須となりますが、新たに加入の必要はない方がほとんどです。なぜなら、ご家庭の火災保険で個人賠償保険を付けていることが多いからです。一人暮らしでもアパートを借りる際に火災保険に加入しているはずです。まずは、ご自身、親御さんが加入されている保険に関して一度確認をお勧めします。（個人賠償は家族全員に適用されることが多いです。）

出前館で業務中に保険を適用されたい方は、別途加入が必要です。こちらにも記載がある通り、出前館が推奨している業務用保険は三井住友海上や東京海上日動の二択です。しかし、私が確認したところ「三井住友海上」は配達パートナー用の保険を取り扱っていません。そのため、「東京海上日動」一択となります。金額は年額5000円ほどから加入できるということなので、加入されたい方は個別に「東京海上日動」へ問い合わせお願いします。（2021年7月現在）

※１対人の例：配達中に、自転車またはバイクと接触事故を起こした。※実際に目撃しました。
※２対物の例：配達に伺う際に、バッグが鉢植えにあたって割れてしまった。バッグがマンションのガラスにあたり割れてしまった。※保険会社から聞いた実例です。

デリバリークーポン情報館（Uber Eats 、出前館、menu、Wolt）【2022/10/29 更新】

Uber Eats（ウーバーイーツ）、出前館、menu、Wolt、foodpanda をお得に使えるクーポンをまとめてみました！ブックマークしておいて、他のサイトと見比べるなどしていただければと思います。も...

各社詳細

Uber Eats

Uber Eatsは業務用の保険を提供しています。（公式HP）で保険に関して記載しています。まとめると以下のようになります。

賠償責任保険　対人・対物は1億円を上限
傷害補償もある
適用期間は配達中である

Uber Eatsがいう配達中とは、「自転車・原付バイク・バイク・軽自動車を利用する Uber Eats 配達パートナーが、配達リクエストを受けた時点から配達が完了、またはキャンセルするまでの間」である。ここで注意したいのが、オンライン中ではないということである。言い換えれば、「依頼を受けている状態」である。そのため、オフライン、オンライン（ピックアップ待ち状態）は自分で保険に加入する必要があります。

出前館

出前館は保険を提供していません。

（公式HP）に記載があるように個人に任意保険への加入を委ねています。出前館がおすすめしているのは【業務用】の保険。三井住友海上や東京海上日動などの保険をお勧めしています。　ですが、現在（2021年7月）三井住友海上はデリバリー向けの保険を提供しておりません_※１。東京海上日動一択となります。

※１：三井住友海上に直接問い合わせました。デリバリー向けの保険商品は取り扱っていないとお返事をいただいております。一方、東京海上日動は提供していることを確認しています。約5000円から加入可能です。詳しくは個別にお問い合わせをお願い致します。